平野啓一郎さんの本心を読んで絶対に再提出させられる読書感想文

平野啓一郎さんの本心を読んで感想

「好きな作家は?」と聞かれたら百田尚樹さんと平野啓一郎さんと答えるようにしているわたしです。

6月5日は教育者が税金で表現の自由を侵害した日と同時にアルゲリッチの日でもある大分県。そんなアルゲリッチ音楽祭でもお馴染みの平野啓一郎さんの本心を読んだ感想です。

平野啓一郎さんの本心を読んだ感想はマザコンからの卒業

社会と向き合う直接的な描写が多く、いわゆる「社会が悪い」の対極的な思考を持つ方は「はやく終わらないかなー」なんて思いながらページを進めることになるかもしれません。

でも最後までしっかり読みたくなり、読ませるのが平野啓一郎さんの作品「本心」なのです。

本心の感想を一言で言えば、マザコンからの卒業。

わたしもマザコンでありシスコンなので、喪失を共にし現在で生きようとする主人公に共感します。だからわたしはママに大好きを伝え続けたいです。

格差や女性の性的役割や外国人差別、そして驚いたのが政治家へのテロ行為(あの事件よりも1年前に出版)とふんだんに社会への不満がちりばめられています。

文芸としてのメッセージ性ある変化球は存在していません。ど真ん中にストレートを投げ込むピッチャーが本心の平野啓一郎さんです。

豊かさの理想から離れていく貧困化した日本における社会的な正義と、傍観者である社会を擬人化したような主人公が向き合っていく。

ツイッター民・平野啓一郎さんの主張に触れると決して相容れない関係性になるわたしであっても、「なぜリベラルさんたちの敵愾心は社会に向けられるのか?」の疑問に辿り着けそうになりました。

本心を読み終えると、平野啓一郎さんワールドへのお誘いという商業的な試みが待っている本心。

この作品に書かれる貧困こそ富裕層のリベラルが向き合うべき課題だとちくりと刺したい「社会の傍観者であるわたし」です。

それでも作品と平野啓一郎という作家はもっと評価されていい。

いわゆる啓発9割本の功罪が話題になっていますが、あのような本よりもこんな小説と向き合うほうが己を知ることができます。

某アカデミー賞万年ノミネート作家さんよりも社会的な役割は大きく(特に本を読むという行為について)、平野さんの名前が出てこないのが不思議なくらいもっと評価されてほしい作家さんです。

平野啓一郎さんの本心にある艶文

僕にその人生のすべてを打ち明けていたならば、そして僕がそれを理解してあげられるほどに、十分に成熟していたならば

平野啓一郎さんの本心から

敵愾心が社会に向くリベラルさんたちの気持ちの機微を掴んだきっかけとなる文章であり、わたしがここ数年で読んできた小説のなかでもっとも気に入っているひとつの艶文です。

社会に向けた素敵な恋文です。

だから表現・思想・言論の自由を政治思想の違いだけで税金で卑劣な手段を使って侵害する護憲派教育者は間違っていると主張します。

別府アルゲリッチ音楽祭シンポジウム「Change The World ~ 新しい社会の創造にむけて~」に出席予定の平野啓一郎さんに届け

この感嘆する艶文にすらたどり着けていないのがリベラル護憲派の教育者であり、それを野放しにしている大分県。

「サンモニはバランスが良い」の番組審議会の委員も務め、大分合同新聞「灯」の公平ってなんだっけ?な偏りすぎている論客のひとり伊藤京子さんが出席する別府アルゲリッチ音楽祭シンポジウム「Change The World ~ 新しい社会の創造にむけて~」に来県予定の平野啓一郎さん。

別府アルゲリッチ音楽祭シンポジウム「Change The World ~ 新しい社会の創造にむけて~」 | 公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団

そちら側の危機感を通せば、明らかに芸術文化の終焉を迎えている大分県に関心を持っていただきたい。

これができないChange The Worldなんて、わたしは信じません。

この作品にもある「人殺しの考え」を持った護憲派教育者が平野啓一郎さんが敬愛するアルゲリッチさんの誕生日に、大分合同新聞のセクハラを庇うために大分大学のIPを偽装し匿名性を高めて税金で表現・思想・言論の自由の侵害しました。

そちら側がよく主張している「政治は身近にある」と「芸術文化の根源である表現の自由は人間的な営み(伊藤京子さんの常套句)」の観点から生まれた、芸術文化を愛するわたしの本心が届くことを願います。

繰り返します。

大分の6月5日は、アルゲリッチの日と同時に人権派であるリベラルな護憲派教育者が基本的人権の根幹である表現・思想・言論の自由を税金で侵害した日です。

大分県教委汚職事件の議論で逃亡してしまう護憲派教育者が表現・思想・言論の自由を税金で侵害しない大分を
大分大学のIPを偽装し憲法が認めたあらゆる自由を税金で侵害した護憲派日教組教育者ハンドルネーム豊川さん。大分県教委汚職事件で逃げました。特定することを希望します。大分の社会通念上、最重要参考人です。